ブロガーさんがやっているSEO対策って何のこと?
ブログのアクセス数をもっと増やしたい!
このような方におすすめの内容です。
結論からいうと、SEO対策はブログ運営の基本となります。
なぜならSEO対策をすることで以下のことに期待できるからです👇
- 自分の記事が検索上位に表示される
- 上位表示されることでブログ訪問者が増える
- アクセスが増えることで収益につながる
ブログを始めた目的が「収益化」であれば、沢山の人に読んでもらい、成果へとつなげたいですよね。
今回はブログ運営に関するSEO対策の基本16選を初心者の方にも分かりやすく1から全て解説していきます!
最後まで読むとブログ収益化の道すじが見えてきますよ♪
ではさっそくいきましょう。
そもそもSEOとは?

SEOは「Search Engine Optimization」の略称です。
日本語に訳すと「検索エンジン最適化」と言われています。
これだけ言われてもブログ初心者の頃はサッパリ分かりませんでしたが、簡単にいうと「検索エンジンで上位表示させるための施策」のことをSEO対策といいます。
検索エンジンと言われる代表的なものにはGoogle・Yahoo・Bingなどがありますよね。
その中でも利用者の9割がGoogleとYahooを利用しています。
そしてYahooはGoogleと同じ仕組みの検索エンジンを使っているため、基本的にSEO対策=Googleに評価される記事を作る!と覚えておきましょう。
SEO対策をすることであなたのブログは検索エンジンで上位表示されやすくなり、結果的にアクセス数増加につながっていきます!
次にそのSEO対策の本質を理解しておきましょう。
まずはSEO対策の本質を知っておこう
SEO対策がブログ運営に欠かせない重要な理由が3つあります。
- Googleはユーザー目線を第一に考えて評価する
- 検索順位に評価されるまでの仕組みがある
- 記事同士のつながり・他者からの評価も重視する
何も考えずに記事を書き進めてしまうと、なかなか検索上位にあがりません。
この3つの理由をもとに、SEO対策をすべき本質を知っておきましょう。
①ユーザーの利便性(読者目線)を第一に考える
結論からいうと、「ユーザーの利便性」というのを、Googleが評価の中で最も重要視しています。
ユーザーの利便性とは高い満足度を獲得できるブログサイトや記事のことです。
「このブログサイトや記事はユーザーのためになる!」とGoogleが認めることで、結果的に検索上位に表示されやすくなります。
②Googleが評価するまでの仕組みを理解しておく
記事を公開してすぐに検索順位が決まるのではありません。
Googleがブログを評価して検索順位を決めるまでの流れには3ステップあります👇
- クロール(ページを収集する)
- インデックス(収集した情報を検索エンジンに登録する)
- アルゴリズム(検索順位を決定する)
この3ステップを踏んでやっと検索順位が決まるんです。
検索順位もランダムに決まるのではなく、検索したユーザーにとって満足度の高いものから順に表示されていきます。
つまり「質の高い記事が上位に表示される仕組みになっている」ということ!
逆に不要な情報が多い・内容が薄っぺらいといった「質の低い記事」と判断されてしまうと、インデックス自体がされないこともあるので注意しましょう。
③内部対策と外部対策がある
SEO対策には内部対策と外部対策の2種類があります。
- 内部対策:ブログサイトや記事の評価を上げるために行うSEO対策
- 外部対策:第三者に自身のブログサイトや記事のリンクを貼り付けてもらい、評価を上げるSEO対策
外部対策はSNSや他のブロガーさんに宣伝してもらう方法などがありますが、自力で行うのはなかなか難しいですよね。
ですので、今回は自分で行える内部対策をメインに
- ブログの基本設定に関するのSEO対策6選
- ブログの個別記事に関するSEO対策10選
合わせて16選をSEO対策の基本として紹介していきます!
ブログの基本設定に関するSEO対策6選

まずはブログサイトの評価につながるSEO対策として、行うべき基本設定を6つ紹介していきます。
①シンプルな階層構造にする
最初に、ブログサイトの階層構造をシンプルにまとめていきましょう。
シンプルな階層構造とは、具体的に以下の3階層が望ましいとされています。
- トップページ
- カテゴリー
- 個別記事
この3階層で「ツリー構造」にするのが理想です👇

引用:ツリー構造とは?
上から順にトップページ<カテゴリー<個別記事となります。
このようにブログ内のすべての記事に3クリック以内で記事へたどりつける構成が理想です。
シンプルな3階層でまとめることで、ユーザーがブログを見やすくなりクローラー(検索エンジンロボット)も巡回しやすくなります。
②ナビゲーションメニューを設置する
サイトの構成を理解したら、次にサイトの上部にカテゴリーのナビゲーションメニューを設置しましょう。
ナビゲーションメニューとはブログ上部に設置するメニューバー(赤枠部分)のことです👇

ユーザーが目的の記事へたどり着きやすく、検索エンジンにも重要な記事を伝える役割になります。
SEO対策の本質となる「ユーザーの利便性の向上」につなげていきましょう!
③XMLサイトマップを用意する
サイトマップはサイト内のつながりをまとめた地図のような役割があります。
ブログ運営においてサイトマップの作成は基本です。
その中でもXMLサイトマップは検索エンジン向けに作られたもので、クローラーがブログを巡回するための地図になります。
無料の自動生成ツールもありますが、ワードプレスであればプラグインを利用して簡単に作成することができますよ!
まだ作成してない方は以下の方法を参考にしてみて下さい👇

④パンくずリストを設定する
パンくずリストとは「ブログ内のどこにいるか?」を表してくれるリストです👇


このパンくずリストを設置することで、ユーザーの利便性が向上し、XMLサイトマップ同様クローラーもブログ内を巡回しやすくなるので、高評価につながります。
私も「パンくずリスト」という言葉は初心者の頃からなんとなく耳にしていましたが、SEO対策で意外と重要だということを知り、急いで設置しました…!
設置がまだの方は必ず対応しましょう。
WordPressを利用されている方は簡単に設置できる方法をまとめたので、以下を参考にしてみて下さい👇



⑤パーマリンク(URL)を設定する
パーマリンクとは以下の赤字部分です👇
(例)https://mememama-club.com/blog-seo
個別記事を書く際はこのパーマリンク設定を必ず行いましょう。
なぜならユーザーが理解しやすい文字列でパーマリンクを設定することをGoogleが推奨しているからです。
推奨されていることを実施することで評価につながります。
ポイントとして、パーマリンク(URL)は「分かりやすく簡潔」するとクローラー(検索エンジンロボット)が巡回しやすくなります。
WordPressでは「パーマリンク設定」が必要なため、まだ行ってない方は以下の記事で設定方法を確認してみて下さい👇



⑥301リダイレクト対応をする
301リダイレクトとは、サイト引越しなどによるドメイン変更や記事のパーマリンク(URL)を変更した際にSEO評価を引き継いだまま転送処理してくれます。
分かりやすくいうと、301対応をしておけば以前のURLのままでもユーザーがクリックした際に新しいURLへそのまま転送してくれるのです。
この設定をしておかないと、SEO評価がリセットされてしまったり、エラーページになってしまうので変更する場合は必ず行いましょう。
WordPressであれば「Redirection」というプラグインが301対応をしてくれます。
ここまでが基本設定に関するSEO対策でした!
次に個別記事に関するSEO対策を解説していきます。
ブログの個別記事に関するSEO対策10選


では次に個別記事に関するSEO対策を10項目に分けて解説します。
①検索意図を満たすキーワード選定は慎重に行う
まず、ブログを書く際にキーワードを決めてから記事作成に入りますよね。
ユーザーと検索エンジン両方から評価される記事を作るには、この「キーワード選定」が最も重要になります。
ユーザーの検索意図を満たす内容にするために慎重に行いましょう。
上位表示に必要なキーワード選定はリサーチにとても時間がかかります…!
リサーチ時間を短縮して作業の効率化を図るためにもツールを利用する方法がおすすめです。
おすすめのツールとキーワード選定については以下で詳しくまとめています👇



②タイトルの始めの方にキーワードを入れる
2つ目は「タイトル」についてです。
結論からいうと、選んだキーワードは必ずタイトルの前半に入れましょう。
なぜなら、ユーザーや検索エンジンに「どのような記事か?」というのをいち早く伝える効果があります。
数ある検索結果の中から目をひくために、そのキーワードが始めにあることがポイントです。
「分かりやすく簡潔に」というGoogleの評価ポイントも重視して、簡潔にまとまったタイトルを付けるように意識していきましょう。
③見出し抽出ツールを使う
タイトルの他に、見出し(H2・H3など)をつけて記事を作成していきましょう。
項目を分かりやすくまとめるためにも、サブタイトルとなる見出しは重要です。
この時、上位表示されている記事がどのような見出しを付けているか「見出し(hタグ)抽出」というツールで調べることができます。
このツールを使うことで、上位記事の
- 見出し
- タイトル
- 平均文字数
この3つをリサーチすることができます。
SEOではタイトルや文章以外にも、この見出しを評価ポイントにしているためライバル記事の見出しは抽出ツールでまとめてチェックしちゃいましょう!
④結論をリード文に書いて情報ニーズを構成する
ユーザーがいち早く知りたいのは、検索したキーワードの結論です。
まずは、見出しに入る前の「リード文(冒頭)」に結論を書くことで、検索エンジンにもユーザーの利便性をアピールでき、SEO評価につながります。
結論を先に読んだユーザーは「なぜこうなるのか?」といった理由や「結論がこうであればおすすめが知りたい」などその先が気になるので、途中離脱になる可能性も低くなります!
リード文の後に書く見出しや文章は、情報ニーズの構成をしっかり組み立ててから記事作成に取り掛かりましょう。
⑤メタディスクリプションを設定する
メタディスクリプションとは検索結果のタイトル下に出てくる文章のことです👇


検索する際に、この文章で中身を見るか見ないかを判断している方も多いと思います。
検索順位に直接関係はありませんが、SEOでキーワード選定した以外のワードがこのメタディスクリプションに入っていると、そのワードが黒く太字になり別の検索結果にランクインすることがあるんです!
タイトルの内容を端的にまとめておくことで「ユーザーの関心」をひきつける効果もあるので、アクセス数の増加に期待できます。
文字数は約160字以内でまとめましょう。
⑥目次を入れる
目次を設置することで、記事の項目が一覧で見ることができユーザーの利便性につながります。
そして項目をクリックすれば、知りたい内容へすぐに移動できるので離脱を防ぐことにも役立ちます。
目次に項目をつくるには見出し(サブタイトル)を付けましょう!
目次がないと見たい情報がすぐに見られず、長い文章をスクロールしていくうちに面倒になってそのまま離脱してしまうケースも少なくありません。
最後まで読む=長時間滞在につながり、滞在時間はSEO評価のポイントにもなってくるので、目次は設置しておきましょう。
⑦見出しタグは適切に使う
前の項目でも解説したとおり、見出しタグ(H2・H3など)はSEO評価に入るので内容ごとに適切に使う必要があります。
見出しの階層(H2→H3→H4の順)は、ユーザーや検索エンジンに文章の流れを分かりやすく伝えるためにあるものです。
例えば「おすすめ商品」を解説する際に、H2で「○○のおすすめ商品」と作成し、H3で「商品名」が一覧になっていると目次からの移動もスムーズですし、内容が関連して続いているので分かりやすいですよね。
見出し階層の内容が異なるとマイナス評価につながることもあるので、記事を書き始める前に構成していくのがおすすめです。
⑧同じカテゴリー内で内部リンクを貼る
記事をカテゴリー分けしている場合はそのカテゴリー内で内部リンクを貼るようにしましょう。
内部リンクの基本的な付け方としては、収益化したい「成約記事」につなげる「集客記事(その商品やサービスにつなげるための記事)」を貼り付けるといった方法です。
注意点として、別カテゴリーの記事への内部リンクはツリー構造に反するので避けましょう。
関連性が高い記事に内部リンクが貼られることによって、クローラーが巡回しやすく結果的に評価されやすくなります。
そのためにもカテゴリーの分け方は慎重に行いましょう。
⑨適切なアンカーテキストを挿入する
アンカーテキストとは、内部リンクなどに誘導する際の文章のことです。
【アンカーテキストの例】
「○○の詳細は以下をご覧ください👇」
→内部リンクのURL
ユーザーや検索エンジンに分かるように適切に挿入しましょう。
※アフィリエイトリンクなどのアンカーテキストは、間違った内容で誘導してしまうと成果対象に入らなかったり、提携解除になる可能性もあるため、使い方には注意しましょう。
⑩画像にalt属性を記載する
最後に、画像のalt属性を記載しましょう。
alt属性とは画像の内容を説明する文章のことです。
SEO効果として画像検索結果のほうにも表示されるようになります!
その画像にあった内容を画像テキストに正しく記載しましょう。
※読み込み速度が遅い場合にその画像が映らなくても「どのような画像なのか?」をalt属性を記載していることによってテキストが表示されるので便利です。
SEO対策で注意すべき3つのポイント


最後に、SEO対策でマイナス評価を受けないためにブログ運営時に注意すべきポイントを3つに分けて解説します。
①検索順位を定期的にチェックする
まずは記事の検索順位を日々分析しましょう。
- 順位が跳ね上がった!
- 徐々に順位が落ちてきている…
- 急に検索順位が下がった
Googleが「より良い検索結果を提供する」といった目的で、このように不定期にアルゴリズム更新を実施しています。
場合によってはアクセス数が激減する可能性もあるのですぐに対応したいですよね。
検索順位をチェックすることで具体的には以下のことが分析できます👇
- インデックスされて高評価された記事
- 他に高品質な記事が増えて徐々に順位が落ちている
- ユーザーの検索意図が変わり、圏外にとばされてしまった
評価されるための修正作業(リライト)のタイミングも把握できるため、日々の検索順位をチェックしていきましょう。
SEO対策として収益化している多くのブロガーさんが、GRCという検索順位チェックツールを利用して分析しています。
活用するメリットや利用方法などは以下を参考にしてみて下さい👇



②低品質な記事を量産しない
クオリティが低く、ユーザーに読まれていない記事が大量にある場合は検索エンジンからマイナス評価を受ける可能性があります。
また、Googleの検索結果自体に載らない(インデックスされない)記事がある場合も意味がありません。
ブログサイト全体の評価を落とす原因になるので注意しましょう…!
具体的には以下のような記事が低品質と評価されます👇
- 内容が薄っぺらい
- タイトルの趣旨とはズレている内容
- 全く関係のないリンクが貼られている
- 検索キーワードや内部リンクを無理やり詰め込んでいる
※場合によっては悪質なサイトとみなされてしまう可能性もあります。
初心者の頃は「とりあえず記事を量産していこう!」とやみくもに書きがちですよね。
私も初期の頃はSEO対策を知らなかったですし、書きながら学んだこともあるので低品質と評価される記事をたくさん書いてきています。
結論、ブログの基本的な書き方はきちんと手順があり、その通りに書き進めるだけで高品質な記事に仕上げることができます。
初心者の方にも分かりやすく基礎から3ステップでまとめている記事がこちらです👇



よければ参考にしてみて下さい♪
③ユーザーのアクセス解析を行う
集客増加のためにブログを運営しているようであれば、ユーザーの行動を計測・分析する必要があります。
アクセス解析をすることで、ユーザーが長期滞在してくれるサイトを作るための対策に役立ちます。
- すぐに離脱されてしまう記事
- 検索流入はどこから?
- アクセス数は右肩上がりになっているか?
このような問題点や改善点を見つけるためにもGoogleサーチコンソールやアナリティクスなどのツールでを使ってアクセス解析を行いましょう。
SEO対策はユーザーと検索エンジン両方を意識して行おう!
SEO対策としてのサイト基本設定・記事構成を16選でお伝えしました。
まとめると以下の通りです👇
【サイトの基本設定】
- シンプルな階層構造にする
- ナビゲーションメニューを設置する
- XMLサイトマップを作る
- パンくずリストを設置する
- パーマリンクを設定する
- 301リダイレクト対応をする
【記事構成】
- 記事の検索意図を満たすキーワード選定を行う
- タイトル前半に検索キーワードを入れる
- 見出し抽出ツールを使う
- 結論をリード文に書く
- メタディスクリプションを入れる
- 目次を入れる
- 見出しタグは適切に使う
- 同じカテゴリー内で内部リンクを貼る
- 適切なアンカーテキストを挿入する
- alt属性を記載する
検索上位に上がるためには、ユーザー目線とGoogle評価の両方を意識した対策が必要です。
上位表示の記事を量産するためにぜひ役立てて下さい!
最後まで見て下さりありがとうございました。