歯科情報

妊婦 の虫歯治療はできる?痛い時の対策について

妊婦 の虫歯治療はできる?痛い時の対策について
  • 妊娠中に歯が痛くなった💦
  • 鏡でみると虫歯になってる…
  • 歯ブラシすると血がでてくる

このように妊娠中にお口のトラブルが
でると不安ですよね。

結論、妊婦さんでも歯医者で
虫歯治療は可能です。

歯科医院に長く勤める私が
おもな治療法や胎児への影響についても
解説していきます!

めめママ

この記事をみれば
妊娠中のリスクや治療の
タイミングも分かり、計画的に
通院することができますよ♪

【この記事の作成者】

【めめママ】
  • 歯科衛生士歴10年
  • 虫歯、歯周病、審美、外科、小児、矯正など歯科に関係するほぼすべての分野で実践経験あり。
  • 2人の子を持つ育児奮闘中ママ

妊婦 の虫歯治療。胎児への影響は…?

もう一度いいますが
妊娠中でも虫歯治療は可能です!

妊娠中はホルモンバランスが乱れて
口内環境が悪化しがち。
つまり、虫歯や歯周病になるリスクが
高くなる傾向にあるので注意が必要です。

歯医者で治療するとなると
気になるのがこちらの項目👇

  • レントゲン撮影
  • 麻酔
  • 薬の処方

こちらを参考文献と
10年間の実務経験をもとに
お伝えしていきます。

医院の方針で異なることも
ありますので、参考程度に
とどめてください。

レントゲン撮影

歯科のレントゲン

レントゲンは
撮影時にお腹まで覆われる
《防護エプロン》がかかるので
胎児への被爆リスクはほとんど
問題ありません。

めめママ

最近のレントゲン機器は
被爆量がかなり抑えられて
います。

実際の被爆量をまとめた表がこちら👇

被爆線量の比較

環境省より引用

歯科撮影は一番下の0.01
と最低レベルなので少し安心ですね✨

日々浴びる自然放射線より
低いことが分かります。

ただ、医院によってはレントゲン撮影せず
治療のみで済ます医院もあります。

この場合は産後にレントゲンを撮影し
経過観察していくケースもあるので
先生の判断の上で撮影の有無が分かれます。

気になる方は
事前にかかりつけの産婦人科医にも
相談してみましょう。

歯の麻酔

麻酔は《局所麻酔》なので、
治療部位周辺のみにしか作用せず
お腹の赤ちゃんにまで
影響が及ぶことはまずないと
言われています。

それより

  • 痛みを我慢して歯医者に行かない
  • 治療中に麻酔せず痛みを堪える

などの方が
ママのストレスやお腹が張りやすい原因
になるためあまりおすすめしません💦

また、局所(部分的)のため
全身に作用しないことから
麻酔後の授乳も問題ない
とされています。

めめママ

こちらも、心配な場合は
治療前にかかりつけの
産婦人科に相談してみても
いいかもしれません!

薬の処方

薬

妊娠中や授乳中は基本
飲み薬の処方はありません

しかし、痛みが強く
鎮痛剤などが必要なケースもあります。

その場合は、胎児や母乳に影響が
及ばない弱い作用の痛み止め
医師から処方されます。

処方の際は医師から服薬の説明があるので
基本的に問題ありません。

どれも妊婦さんには一見NGに
見えてしまいますが
実はすべて大丈夫なんです。

私も大勢の妊婦さんの虫歯治療に
関わってきましたが、
実際にそれが原因で悪影響が出た方は
今のところいません。

とはいえ、不安なことに変わりはない
ですよね。

妊娠中の虫歯リスクが高い理由にいて
もう少し詳しくまとめていきます。

妊婦 が虫歯になりやすい原因とは?

まず、
妊娠中に虫歯になりやすい理由として
以下があげられます👇

  • つわり
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 食生活の偏り

つわりによって引き起こされる虫歯のリスク

つわりがひどい方は
吐き戻しなどを繰り返すことで
どうしても口内が酸性にかたむき、
歯が溶けやすい状態です。

歯ブラシなども入れると
気持ち悪い時がありますよね。

めめママ

私もつわりがひどく、
とても苦労しました💦

酸性の時は虫歯菌も活発になるため
必然的にリスクが高くなってしまいます。

ホルモンバランスの乱れによって引き起こされる虫歯のリスク

ホルモンバランスの乱れによって

  • 免疫力の低下
  • 唾液分泌の低下

などが影響します。

つまり、免疫力の低下により
細菌が活発化しやすくなり
唾液分泌が少ないと口内が乾燥しやすく
なるため、虫歯や歯周病のリスクが
高まってしまうのです。

体調が優れない日はセルフケアも
怠ってしまいがちですよね。

その時はむりせず、
少し落ち着いたタイミングで
ケアするようにしましょう。

偏食によって引き起こされる虫歯のリスク

妊娠中はニオイもきになることから
つい食事も偏ってしまいがち💦

  • 酸っぱいものを好む
  • 食べづわりで常に食べてる

といった状態が続くと虫歯の原因に
つながります。

酸っぱいものは酸性のため
歯が溶けやすくなり、間食が多いと
口内が中性に戻らず、虫歯菌が
過ごしやすい環境になってしまいます。

また、栄養不足によって
免疫力の低下にもつながりやすく
口内炎もできやすいので注意しましょう。

では妊娠中の虫歯治療について
それぞれ解説していきます。

妊娠中の虫歯治療(C1~C4)

痛みの度合いや虫歯の深さによっても
治療法はかわってきますが、
万が一虫歯になってしまった場合、
実際にどのような治療が行われるのか?

その方法を次にまとめます。

おもな虫歯治療は3つ👇

  • 歯を削って詰め物をする治療
  • 神経を抜く治療
  • 抜歯する治療
めめママ

症状が軽い順に
解説していきますね。

【妊娠中の虫歯治療】初期虫歯(C1~C2)

C1~C2の虫歯

ライオンより引用

初期虫歯で虫歯が小さい場合、
歯を削って詰め物をしたり
樹脂で詰めますが
こちらは通常通り治療できます

めめママ

虫歯が進行すると
痛みを伴うので
体調をみて早めの治療を
おすすめします。

【妊娠中の虫歯治療】 神経を抜く治療(C3)

C3の虫歯

※ライオンより引用

  • 虫歯が大きい
  • 痛みが出ている

この場合は神経を抜く治療が必要です。

治療は麻酔が必要になりますが
妊娠中も同様に麻酔をして
神経治療を行います。

この治療は回数がかかるため
複数回の通院が必要です。

症状がでていなくても
早めに受診して治療しましょう。

めめママ

期間はおよそ1.2カ月なので
安定期から通っても
間に合うことが多いです!

【妊娠中の虫歯治療】 抜歯をする治療(C4)

C4の虫歯

※ライオンより引用

  • 虫歯が歯の根っこまで進行している
  • 歯が割れている
  • 親知らずの炎症

このような場合は
抜歯の治療が必要になります。

先ほどお伝えした通り
麻酔をすることは問題ないですが

特に親知らずの抜歯は生え方によって

  • 治療に時間がかかり負担になる
  • 治療後に痛みが強くでてしまう

このようなことが起こります。

めめママ

基本は応急処置で
痛みを取り除き産後に抜歯する
ケースが多いです。

抜歯の時期は
「難易度」「今後の治療内容」
によって変わってくるので
先生としっかり相談して決めましょう。

妊婦 の虫歯治療のタイミング

妊婦

体調がとっても変わりやすい妊娠期。
治療のタイミングは難しいところですが
”安定期”と呼ばれる妊娠中期
比較的体調も落ち着くのでおすすめです。

治療やクリーニングなど無理のない範囲で
通院しましょう。

めめママ

安定期になっても
つわりが続く方は無理せず
別日に変更しましょう!

妊娠初期はつわりなどもあり
治療器具をいれることや
長時間口を開けるのもつらい状態に
なることがあります。

反対に妊娠後期
診療中に寝ている体勢が辛かったり
お腹が張りやすい時期でもあるので
注意が必要です。

しかし、安定期から通院して
後期に差し掛かることもありますので
かかりつけの歯医者さんで
相談しながら無理なくすすめましょう。

痛みが出た場合は
妊娠時期に関わらずすぐに
歯医者で応急処置してもらうのが
おすすめです。

妊娠中の口内トラブルを未然に防ごう!

妊娠中はつわりやお腹が張るなど
様々なトラブルが起こりがち💦

そのために

  • 安定期に早めに治療する
  • 妊産婦歯科健診を受診する
  • 定期的にクリーニングする
  • セルフケアを怠らない

これを実践して
産まれてくる赤ちゃんに
影響が出ないようにしたいですね✨

妊娠期におすすめする
オーラルケアグッズはこちらの記事を
参考にしてみて下さい👇

https://mememama-club.com/ninshin-trouble-yobou/

最後まで読んで下さり
ありがとうございました。

ABOUT ME
めめママ
♦歯科衛生士歴10年✨ 審美・インプラントなどの自費診療~ 虫歯治療・歯周病・小児・矯正まで幅広く経験。 ♦転勤族。主人・娘(3歳・1歳)の4人暮らし。  ♦主に「知って得する歯科情報」「子育てお役立ち情報」をメインに発信しています♪
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