乳歯を 虫歯 から守る方法について!
突然ですが問題です。
Q: 虫歯 菌がお口の中に定着するのは
何歳からでしょう?
正解は…
1歳半~2歳前後
と言われています。

※子どもを虫歯(ミュータンス菌)から守ろう!「感染の窓」とは?
虫歯は感染症です…!
「虫歯になる」=知らない間に他者から
虫歯菌をもらっていることになります💦
ちょうど大人と一緒のごはんが
食べられるようになったり、育児にも
慣れてくるころですよね。
歯も生え揃う段階に入ってきているので
虫歯リスクを抑えるためにも
最後まで読んでくださると嬉しいです。
これから説明する
7つの方法を意識することで
将来的な虫歯リスクを軽減できるので
ぜひ実践してみて下さい✨
【この記事の作成者】

- 歯科衛生士歴10年
- 虫歯、歯周病、審美、外科、小児、矯正など歯科に関係するほぼすべての分野で実践経験あり。
- 2人の子を持つ育児奮闘中ママ
子供を 虫歯 にさせない7つの方法
乳歯の虫歯予防方法は
おもにこちらの7つが重要です👇
- 箸やスプーンを共有しない
- キシリトールを食べる
- 仕上げ磨きをする
- フロスをする
- フッ素を活用する
- シーラントをする
- 家族で定期検診を受診する
注意するポイントや
おすすめ歯科グッズも
載せて順番に解説していきます。
1、箸やスプーンを共有しない

食事中、つい自分のお箸で子供に
食べさせてしまうことってありませんか?
あれ、危険です(笑)
私たちに定着している虫歯菌を
子供にあげていることになります💦
そして大皿や鍋など
みんなでつついて食べることも
感染の原因になっています。
よく、ストローを分けて
同じ飲み物を飲んでる親子も
見かけますがあれも意味がありません…!
飲み物から移行します。
ついやってしまいますよね💦
飲み物は別々、お箸は取り分け用を
準備してあげましょう。
2、キシリトールを食べる

キシリトールは虫歯菌を作らせない効果が✨
キシリトール100%の食品を利用して
- 歯の強化
- 虫歯になりづらい環境
に習慣づけができます!
我が家はしまじろうを
愛用中です💛
その他キシリトールのおすすめ商品は
こちらの記事で紹介しています👇

3、仕上げ磨きをする


小さい頃の仕上げ磨きは毎日必須!✨
手先の動きが未熟なため、
1人でやらせてしまうとどうしても
磨き残しがでてしまい
虫歯菌が蓄積してしまいます💦
仕上げ磨きの目安は小学校低学年頃まで…✨
6歳~12歳頃は”生え変わりの時期”なので
磨き残しが多く、虫歯になることが
増える時期です。
もしも歯医者で虫歯リスクが高いことを
指摘された場合はプラス1年くらい
延長して行うことをおすすめします。
4、フロスをする


歯ブラシだけで磨いたときの
プラーク除去率はおよそ
60%!
残り40%は歯間に残存しています💦
=フロスは毎日必須。
特に歯の間の虫歯は
神経に近くなりやすいので注意が必要です。
慣れてもらうためにも
小さいうちから習慣づけましょう。
フロスは繊維束が多い方が
除去率がいいので歯茎にも優しく
利用しやすいこちらがおすすめです👇
また、フロスが苦手な方は
奥歯まで操作しやすい
Y字型の糸ようじがいいでしょう。
5、フッ素を活用する


フッ素の種類は
など、方法はさまざま。
定期的に行うことで
虫歯予防&歯の強化につながります✨
歯磨き後にフッ素塗布できる
おすすめ商品はこちら👇
歯科専売品の自宅用フッ素ジェル!
フレーバー豊富で
お子様にも人気の商品です。
歯垢の定着を防ぐ・歯質を強化するためにも
歯医者のフッ素塗布や歯磨き粉の使用は
おすすめです。
6、シーラントをする


乳歯の歯の溝(特に奥歯)は
永久歯に比べて深いため
虫歯の好発部位になります。
そんな溝をシーラントという樹脂で埋め、
汚れが入るのを防ぐ予防法です✨
- 1歯当たりの治療時間は5分ほど
- 歯は削らない。痛みもない。
- 歯医者でできる
治療は強制ではなく任意。
虫歯リスクの高い子や
歯磨き状態が悪い子には
積極的におすすめしています。
歯医者の定期検診の際、
一緒に治療することもできるので
お子様が一人で座って治療できるように
なってから相談してみてください。
7、家族で定期検診を受診する


こちらで最後になります!
お子様への感染を防ぐためにも
家族みんなで定期検診を受診することを
おすすめします。
- 歯ブラシでは取れない汚れが落ちる
- お口の中の細菌数が減る
以上のことから
大人→子供への感染リスクを減らす
ことができ虫歯予防につながります✨
家族全員で同じ歯医者に通ったり
子供→小児歯科、
大人→一般歯科へ別れて通ったり
通院方法は選べます♪
虫歯 予防にはまず歯磨き!


最初にお伝えしたとおり
子供の虫歯菌の定着は
1歳半~2歳前後。
この時期に心がける7つのことを
最後にもう一度まとめておきます👇
- 箸やスプーンの共有をしない
- キシリトールを食べる
- 仕上げ磨きをする
- フロスをする
- フッ素を活用する
- シーラントをする
- 家族で定期検診を受診する
上記7つを心がけていれば
虫歯にはなりづらい環境を
維持することができます✨
その中でも重要なのが「歯磨き」。
子供歯ブラシ選びもとても重要です!



また仕上げ磨きの質によって
お子様の虫歯リスクは左右されます👇



虫歯予防の根本として
虫歯になりづらくする歯質改善
というのも大事になってきます。
- 歯が白く濁っている
- 着色しやすい
そんな方はフッ素なしの歯磨き粉で
歯質改善がおすすめです!



歯を健康に保つためにも
小さなうちからオーラルケアの
意識を高めていきましょう!
最後まで読んでくださり
ありがとうございました🌸