歯 を健康に保つには
日頃からオーラルケアを意識
しないといけないので中々難しいですよね。
今回は歯の健康を保つ上で
大事なことをまとめていきます!
【当記事を読むと分かること】
- 歯を健康に保てない人が多い理由
- 歯を健康に保つ4つの方法
- 歯が抜けるおもな原因と時期
厚生労働省の歯科疾患実態調査のデータ
をもとに歯科医院に長く勤める私が
徹底解説していきます。
最後まで読むと歯の健康意識が
一気に高まりますよ!
【この記事の作成者】

- 歯科衛生士歴10年
- 虫歯・歯周病・審美・外科・小児・矯正など歯科に関係するほぼすべての分野で実践経験あり
- 2人の子を持つの育児奮闘中ママ
日本人の 歯 の寿命が短い原因とは?
まず歯を健康に保てない
根本的な原因は歯医者に行かないこと。
どんな時に歯医者に行く?
歯が欠けた時とか
痛くなった時とかかなぁ!
そう!ほとんどの人が
”異常を感じた時”しか
受診しないんですよね。
実際に予防先進国と比較しても
自費診療の海外より保険診療の日本の方が
圧倒的に低い!

日本人は体調に異常がでないと
病院や歯医者に定期的には
通わないですよね。
実際に
自ら定期的に検診や歯のクリーニングに
通院している意識の高い人は
かなり少ない現状。
80歳の平均残存数とかみると
ヒヤッとしますよね。笑
こうならないためには
歯医者に行けってこと?
それ以外の方法も含めて
解説していきます!
歯 がなくなる原因1位はあの病気!
ズバリ歯周病です!
歯が抜ける原因として虫歯よりも
リスクが高い病気。
別名:サイレントディジーズ
(静かなる病気)とも
呼ばれているよ
症状がかなり進行するまで
自覚症状がない恐ろしい病気。
【症状】
- 歯茎が腫れる・痛い
- グラグラする
- 噛むと浮いた感じがする
- 膿(うみ)の臭いがする
このような症状が出ている場合は
歯を支えている歯槽骨がすでに
なくなり、抜歯になるケースが多いです。
歯と歯茎の間(歯周ポケット)が
4ミリ以上ある人が歯周病と断定
されるのですが、これは歯医者で検査
できます。
放置すると
隣の歯に次々と影響する
ので早めの処置がおすすめです
実際の罹患率は年齢別で
こんな感じ(ピンクの折れ線)👇

グラフを見ると20代でも3割近い人が
罹患しています…!
(自覚症状ない方がほとんど)
理由は磨き残し。
歯周病に限らず、虫歯も同じです。
歯をなくなると起こる3つのリスク
歯が抜けると辛いことが3つあります。
それは
- しゃべりづらい
- 食べづらい
- 力みづらい
とにかく違和感&ストレスなんです。
それは1本抜けた瞬間から始まります。
「おじいちゃんおばあちゃんに
なってからの問題でしょ?」と
思っている方は要注意。
今から健康な歯を
維持していけば、
将来の医療費削減につながる
可能性が高まります。
では歯を健康に保つ4つのコツを
お伝えしていきますね!
歯 を健康に保つ4つの方法
歯を健康に保つ主な方法はこの4つ👇
- 虫歯・歯周病を治す
- 定期管理と指導を受ける
- セルフケアにこだわる
- 歯磨き後に予防品を摂取する
具体的な内容とおすすめ品も
あわせて紹介していきます。
①虫 歯 ・歯周病を治す

まずは歯が抜ける原因になる
虫歯や歯周病の早期治療を行うこと。
これが根本治療です!
これは子供のうちから大事に
しておきたい健康管理の1つに
当てはまります。

何歳からでも遅くはないので
今ある歯を維持するためにも
異常を見つけたら
早めに診てもらいましょう。
歯周病に関しては
タバコや生活習慣病の影響で
罹患率も変わってくるので
- 禁煙・節煙
- 食事
なども見直していけると
いいですね。
② 定期管理と指導を受ける


最低でも半年に1回は定期検診を受けて
プロのクリーニングを受けましょう✨
歯磨きでは落とせない汚れ
(歯石)をリセットすることで
口内の細菌数が減り虫歯や歯周病の
予防につながります。
また、その際に歯科衛生士から
【歯磨き指導】を受け、
- 磨き残している所
- 正しい歯ブラシの当て方
などを知ることで、歯磨きの
除去率をあげ、歯の健康に対する
モチベーションを維持することができます。
③ セルフケアにこだわる


歯医者で定期検診を受けて
歯の健康意識が高まったら
セルフケアにはこだわりたくなるところ!
磨き残し多いって言われたけど
歯ブラシは電動にした方が
いいかな?
歯垢の除去率はピカイチだよ☆
歯垢除去率に特化した電動歯ブラシを
安く利用したい場合は
業界最安値で借りられるサブスクで
お試しするのがおすすめです👇



歯ブラシも歯磨き粉も
歯医者のおすすめ品を買ってもいいですし
話を聞いて自分に合うものを
探すのも良し!
セルフケア商品を総合的に
見直したい方はこちらの記事を
参考にしてみて下さい👇



そして歯ブラシや歯磨き粉を使っていても
歯磨き後のフロスは必須…!
歯面の汚れをキレイに落としても
歯間の汚れは40%残ると
言われています。
歯間の虫歯は好発部位!
歯石も蓄積しやすいので
要注意。
フロス苦手なんだよなぁ
苦手な人でも歯垢を絡めとりやすい
おすすめのフロスはこちら👇
384本の細かい繊維で汚れを
絡めとり、歯茎のすき間に入れても
痛くないので上級者の方から
初めてフロスを行う方にも
おすすめします。
フロスのやり方や順番については
こちらを参考にしてみて下さい👇



④歯磨き後に予防品を摂取する


虫歯や歯周病になりやすい方は
このような原因があげられます。
- 歯磨きが苦手
- 唾液量が少ない
- 歯面に汚れが付きやすい
- 細菌数が多い
- 持病で免疫力が低い
日々の歯磨きに予防品をプラスして
口内細菌を抑制し、
虫歯予防と歯質強化のために
役立てましょう。
おもな予防品としてあげられるのは
- キシリトール
- 乳酸菌タブレット
- フッ素
この3つ!
キシリトール
キシリトール100%配合の商品は
- 虫歯菌の酸を抑制する
- 歯を強くする
- 虫歯菌自体を減らす
といった効果が期待できるので
子供のうちから摂取することで
将来の虫歯リスクを減らすことに
役立ちます♪
我が家では歯磨き後に
キシリトールタブレットを
家族みんなで利用中。
親子で利用できる商品が多いので
虫歯予防をしていきたい方に
おすすめです。



乳酸菌タブレット
キシリトールは虫歯予防に役立ちますが
歯周病菌やそれに伴う口臭の予防も
したい方は乳酸菌タブレットが
効果的です。
乳酸菌を取り込むことによって
虫歯菌や歯周病菌の増殖を抑制し、
口内の良い菌(善玉菌)を
残してくれるので口臭の抑制にも
役立ちます!
こちらも低年齢児から利用できるので
家族で摂取が可能です。



フッ素塗布
虫歯リスクの高い方は
日頃からフッ素の利用がおすすめです!
フッ素にはこのような働きがあります👇
- 初期虫歯を治す
- 歯を強くする
- 虫歯菌の活動を抑える
歯医者のフッ素塗布と比べて
安全に利用できるように濃度は低めに
設定されていますが自宅でできる商品が
いくつかあります。



歯磨き後に定期的に
取り入れてみましょう。
※これらの商品は
定期検診受診後から利用すると、
より効果的に働きます✨
歯 に異常を感じ始めるのはいつごろ?
実際に歯の衰えを感じた平均年齢は
50歳代…!


引用元:厚生労働省 歯科疾患実態調査
親知らずを除いて永久歯は通常28本
生えています。
50代に入ると4本近く失っている
ことになりますね。
今まで入ってた詰め物や被せ物が
慢性的に虫歯になったり
歯周病が重度に進行して
抜けているのが主な原因です。
また、歯を抜く原因の第3位として
「欠けた・割れた」といのがあります。
昔転んで歯が少し
欠けたことあるよ
そぉそぉ、欠けた範囲が広いと
保存不可能なこともあるの
- 事故でぶつけた
- 硬いものを噛んで割れた
- 虫歯で大きく欠けた
- 歯ぎしり・食いしばり
など、歯へのダメージが大きく
抜歯の対象になることがあるので
注意しましょう。
歯 を失う前の予防が大事!
歯に限らず、体の不調もなってから
治療しにいくのではなく
未然に予防することが大事。
とはいえ、
経験から学ぶことが
多いですよね。
最後に歯を健康に保つコツを
もう一度おさらいします👇
- 虫歯・歯周病を治す
- 定期管理と指導を受ける
- セルフケアにこだわる
- 歯磨き後に予防品を摂取する
歯磨きも回数を多くこなすより
質の良い歯磨きを1回行う方が効果的✨
そのためにも短時間で効率的に
歯垢除去ができる電動歯ブラシは
おすすめです。



歯の健康を保つアイテムとして
ぜひ活用してみて下さい!
最後まで見て下さり
ありがとうございました。